Local Natives

秋も深まる夕暮れ、東京のとある小さな一軒家の二階に、慌ただしく楽器が運ばれてきた。
前日、Zepp DiverCity Tokyoでの公演のために来日したLocal Nativesのシークレットライブである。
5人が集まりリハーサルを始め、歌い終わる度にスタッフから自然と拍手が起こった。
これから行われるステージ。期待をせずにはいられない。
辺りはすっかり暗くなり、会場はあっという間に満員。
演奏が始まった。歌はマイクを通さず、彼らの声が直接届く。
いくつかのメロディが重なりあいハーモニーになる。躍動するリズムは興奮を呼び起こす。
音楽とは感動そのものであるということ。彼らはそれを気付かせてくれた。

"Wide Eyes"

"Heavy Feet"

"Who Knows Who Cares"

Local Natives

ロサンゼルスのシルヴァー・レイクを拠点に活動する現在は4人組インディ・バンド、Local Natives(ローカル・ネイティヴス)。2010年初めに1st.アルバム『ゴリラ・マナー』でデビュー。SXSWでのパフォーマンスが音楽業界で注目を集め、アルバム発売直後からNMEやPithchforkなど各方面のメディアで"2010年大注目のバンド"として取上げられ話題となった。そして日本ではアルバム国内盤発売前という異例のタイミングで、フジロック・フェスティバル'10に出演。森に囲まれた昼さがりのホワイト・ステージでの彼らのパフォーマンスは、幻想的な世界を作り出し多くの観客を魅了した。さらに2011年、東京/大阪のジャパン・ツアーも行った。2013年1月に、アルバム『Hummingbird』をリリース。

オフィシャルサイト

thanks : Hostess Entertainment Unlimited, INFECTIOUS Records, KINFOLK(Bar)